ただ事実だけがある日々

事実と感想を切り分ける練習

散歩の神のお告げに従い、2つ隣の町でカロリーを怖がる

やっと日中の気温が下がってきて、半袖でちょうどよい。散歩日和である。

 

『ドロッセルマイヤーさんのさんぽ神』という、散歩コースのアイデアをくれるゲームがある。これに従って散歩をしてみた。

note.com

 

ペラペラめくれる手のひらサイズの豆本で、前半は「どこで」、後半は「何をする」のアイデアが1ページにひとつ書かれている。これを適当に開き、お告げに従って(従わなくてもよい)散歩をする、というゲームである。

 

Vtuberの月ノ美兎さんが紹介していて知った。

youtu.be

 

 

今回私が開けたページは、「町名を2つ超えて歩いて」「やたらと怖がってみよう」だった。

 

2つ隣の町くらいまでは歩くのにちょうどいい距離なので、すでに散歩に行ったことがある。前に行ったときは入らなかったカフェに入る。

少し暗く、バーのような洒落た雰囲気の店で、男女1名ずつの店員は整った顔をしている。スキンピッキングで鼻の頭の皮を剥いてしまっていて、化粧でもうまく隠せていない私は、とっさに店員と目を見られない。

チョコレートフォンダンを食べた。カロリーを怖がる、という名目だ。生クリームがのったフォンダンは、舌の上でじわりと温かい。

 

閉店まで1時間あるかないかだった。

図書館で順番が回ってきた『コメンテーター』(奥田秀朗)を読む。ドクター伊良部シリーズの最新作だ。最初の一編を読み終わると、外が暗くなっていた。